ドキュメンタリー 誰も聞いてくれない〜レイプ被害を告発した障がい
「誰も聞いてくれない〜レイプ被害を告発した障がい者」
当人は実名で顔出しされています。
「賭けだった」と言う決意の裏には並大抵でない勇気があったはずです。不安な気持ちが伝わってきました。よくぞ出演を…。
弱者、契約社員であるがゆえのパワハラ、セクハラ、モラハラと重ね重ねのひどい扱いです。名の通った企業の管理職だからなのか?だからこそそういうことが行われるのは軽視できないであろう。
失業を覚悟で孤独の戦い。時がたつにつれ、支援者が増えてゆき、数年へてやっと被害の一部が認められた。
よかったなぁ…。
正直「それだけかよ!ひでぇ」な扱いなのだが、当人の喜びはいかばかりか。
さまざまな思いの交錯した涙。
契約が切れる日が近づいており、その後のことは全く決まっていないのだが、当人や家族の笑顔からは暗さはなかった。
道を切り開いてほしいです。応援しています。
ドキュメンタリー「ゆばなうれ 石垣島 親子で踊る成人式」
石垣島の成人式。
育ててくれた地元への恩返しに、新成人たちが踊り、寸劇をし、地元の人々や親・ともに支え合った友たちと喜び祝う。
自分たちで企画し行う伝統的な成人式。
一年前から(来年の)新成人たちが集まって代表は誰か、誰が何をやるか?話し合い企画を練り…
過去の成人式の映像をみて演目の練習を行う。遠隔地に住んでいる者は年末に帰省し連日連夜練習をし、当日を迎える。
成人式は二日に渡って行われ、二日目は新成人たちが振袖姿などの装いで親への感謝の気持ちを述べる。
『お父さんみたいな人と結婚するのが私の夢』お父さんティッシュに駆け寄り号泣です。テレビみてるこっちも貰い泣きです。
やー親への言葉、いいですね。泣けます。
そしてその後は三線の音と歌声に合わせ、親と手を取り踊るのです(やばい泣ける…!)
楽しそうな、いい成人式ですね!
観ていて気づいたのは、現在新成人の方々が目指している職業は地元でも貢献できるものを選択していて、みんな地元が好きなんだな、大切に思ってるんだな…と。
新成人おめでとうございます!
ドキュメンタリー 海鳴り 娘よ…今どこに
ドキュメンタリー 「海鳴り 娘よ…今どこに」
津波で行方不明になった娘さんを捜す夫婦のお話。長靴を履き、流された物をどかし、娘を捜す。そしていつも砂浜へ赴く。
夫妻にとって一人娘。休みには家族で出掛け、家族仲は大変よかった。
20歳代の後半になる娘さんは、アルバイト先の自動車学校で津波の被害に遭う。二階に非難して流されたらしい。
娘が津波にのまれた場所でも捜したが、夫婦が見つけたのは彼女の鞄。
初給料で買った思い出のブランドの財布はキレイに掃除され、娘さんの帰りを待つ。「まだ夢のよう」
誕生からのアルバムは、夫妻の愛情をたくさん受けてるなぁっていう娘さんの姿がたくさん。泣ける…。
震災以来、手付かずにしていた娘さんの押し入れからは、幼い頃遊んだ人形やクレーンゲームのぬいぐるみがたくさん出てきた。
あぁ懐かしいなぁ、これはあのときの…笑顔で思い出語りしながら夫妻はぬいぐるみをごみ袋へ入れてゆく。
小学校の文集が出てきて、書かれてあった将来の夢は『父の仕事の手伝い』なんだ、(仕事場に)連れていけばよかった、と言うお父さん。
小学校の頃の夢って、〜になりたい、っていうのが定番だと思うんですけど、父の仕事の手伝い…いい娘さんですね(ホロリ)
海を見て夫妻は顔を見合わせ、
「ね」
「海に」
「たぶん海にいるんだよね」
今でも夫婦で娘さんの帰りを待ち続けています。
(だめだ涙腺ゆるみっぱなし!)
ドキュメンタリー 「汚名 〜看護師爪切り事件の真相〜」
テレメンタリー2011 選集「汚名 〜看護師爪切り事件の真相〜」
確かに爪はぎ看護師って話題になりましたよね。
だからって
「爪はぎしてました!」「何ぃ!?」→病院側は把握しておらず本人も明確に認めてないのに会見→タイーホ
無茶苦茶な流れで驚きますね。
なぜ警察はこんなに必死だったのかなー作った調書はゾッとする内容ですよ、書いたやつがアクマじゃないかっていう。
自然にとれる以外はみんな「はがす」ってことなんだから、爪をはがしたってコトは事実でオケ!
…強引だなぁ。
強引な告発した部下三人も恐ろしいです。
こういうのって立場の弱い方が不利だと思うのですが、上司なんですよね…
家族の支えがどれだけ心強かったことだろう。
news every.特別版 ”怪物くん”社会見学
news every. 特別版
大野智が行く"怪物くん社会見学"
全般的に映画のプロモーションですがヲタ的にオイシイ内容でした。
藤子不二雄A(←Aは○の中)先生の生まれ故郷氷見市をダチョウ倶楽部の上島竜兵と訪れます(いいっすね氷見市…いつか自分も氷見市にいきたい!)
A先生ていうとハットリくんが一番メジャーなのかな?ハットリくんのイラストやキャラが街のあちこちに登場してて『怪物くん』であるおーのくんはご機嫌斜め。
氷見市にあるギャラリーに先生本人が!く〜いいなぁ。
戦前の幼少時代のらくがき原画の上杉謙信…らくがきなんてレベルじゃないっしょ、すぐデビューなんじゃねっていう絵のレベルに仰天。小学生でこれほどハイレベルな絵を…す…すごいよA先生!!ハムサラダくんっ!
魔太郎もギャラリーのどっかにいるんですかね?A先生独自のダークな世界が好きです。喪黒福造や夢魔子も惹きつけられる作品でした。
先生の生家は寺なんですね。歌舞伎調のプロゴルファー猿や怪物くん、カッコよくてお寺によく合ってました。
A作品の石像もあって見所満載で楽しそうだ。
氷見市に行きたい。
ドキュメンタリー もう罪は犯さない〜
もう罪は犯さない〜累犯障害者・自立への道
オープニングは手紙の朗読から。
「私とおじいちゃんを裏切った」「一生許すことはできないし」などなどシリアスな文章が続きます。
内容は娘から母に宛てたもの。「何回も家出して−」母が子どもを置いて出ていくというのは余程辛いことがあったのだろうか、残された子どもは寂しかったろうな、祖父と二人で肩寄せ合い、暮らしたのか…しょっぱなから心が締め付けられる内容です。
母の体調を気遣う一方、年老いて一人住まいの祖父を心配しており、できるのならば一緒に暮らしてほしい…と心情を吐露していました(あとでわかることですが、三度目の服役後、「母」は祖父である父に同居を拒否されているのです)
国内の受刑者のうち知的障害の疑いがあるのは約2割。そのうちの一人の女性が「母」であり、『夢は故郷に帰って仕事をみつけて幸せになりたい−』現在自立へ向けて懸命に働いています。
福祉の受け皿に加え施設の働きかけで障害手帳が取得でき、順調に労働実習をこなす日々。働いている時の顔は、とても輝いています。仲間とのひとときも笑顔がこぼれます。
年末。父へ里帰りの電話を入れます。そのときに、実家に戻りたいと言うことを決意(うおーがんばれー!)。
で。
結果は…OKですよOK!(テレビの中の仲間も涙してたけどコチラも涙っすよ、よかったなぁー)
万感の思いで冒頭にあった娘からの手紙を読む母。昔の複雑な思いが見え隠れしつつも母を許し受け入れている娘さん、すごくしっかりした方という印象を受けます。母の健康を気遣い、(やがて自分が嫁ぐため)一人暮らす高齢の祖父の先行きを心配し…心優しい娘さんで泣けます。
故郷での再出発を胸に、今日も労働に汗を流します。最後は書き初め、大きな『就職する』の文字で〆。
累犯障害者は福祉と出会えず貧困から軽犯罪に走るのだそうです。今回、ひとりの女性が顔出ししてそれを教えてくれました。彼女の勇気に敬服するとともに、これからの『幸せ』を願ってやみません。
がんばれー!!