ドキュメンタリー わしら一等じゃ!

わしら一等じゃ! 〜城川オリンピック 山里の心意気〜


場所は四国の山里。一年に一度地区対抗で、誇りをかけて争うオリンピック。
昭和43年に地区同士の親睦を深めるためはじめたそうです。地区ごとで色わけ(チームカラーみたいな感じ)されています。
東京オリンピックをお手本にしただけあって聖火ランナー、入場行進となかなか本格的です。
しかし年々過疎化により住民が減り、存続が危ぶまれていて委員会での話し合いの場面は厳しいものがありました。オリンピックに合わせて帰省してくる方々がいても、厳しいんですね…

その、人数が一番(若い人が)少ない遊子川地区がクローズアップ。
みなさん仕事が終わった後の夜にライトアップしたグラウンドで集まり日々練習です。人数が少ないため一人が競技を掛け持ちすることも。竹馬が早すぎてびっくり。コレ、優勝じゃないすかね?
リレーのバトン渡しや、むかで競争の練習。子どもも大人もみんな笑顔で楽しそう。でも一生懸命で。

競技はオリジナルなものがあっておもしろいですよ!
ポンつき玉入れやナイスショット、急げポンコツ(オリンピックの名物種目。長年の経験と腕力、体力も相当使うものかと)。
竹馬競争(竹馬と竹かっぽでリレー。観ていてアツイ)。
竹馬名人が作った竹馬はスゴいっすよ!足を乗せるところの針金を親指と人差し指(地下足袋を履いて)の間に入れるとゲタの鼻緒のようになるのでガッチリ固定→普通に疾走してるような速さで走る走る!す、すごすぎる。
むかで競争は練習の高速ターンフル発揮で見事1着!
みんなでジャンプは20人(くらい?もっとかな?)で跳ぶ大縄跳び。跳ぶ人もだけど縄を回す人も大変そう…見事1位ゲット!

最後のリレーで遊子川は総合優勝ならず準優勝。この時なぜか涙が…


いつもドキュメンタリーは何の気なしに観ていて感動してしまっている。うう。いい話だった!