報道特集 初めて捉えた無期懲役囚の実態

有期刑の受刑者とは全く違う無期懲役囚の悔恨と贖罪の日々。
放送が始まって半分くらいかな?途中から観ました。全部観たかったなぁ。

岡山刑務所。無期懲役囚が多いだけに作業(ろくろとか)でプロの域に達している人もおり、受刑者が眠る布団もふかふか(綿打ち職人もいるようだ)。
無期懲役囚=高齢化が進み刑務所は介護施設のようになっていた(要介護の七十代の受刑者を、壮年の二人の受刑者が日常の面倒をみていた…)自ら(他の受刑者の介護を)申し出る受刑者は多いとか。この日、取材をする予定の高齢受刑者が心臓病で亡くなる出来事も。

受刑者が寝起きする舎房の隣に霊安室がある。引受人がいない人が多く刑務所内で葬儀を行い職員が見送るという。

90歳(16年服役中)の無期懲役囚がクローズアップされてましたが、仮釈放が認められるのは103歳らしく、とてもじゃないが生きて出られないだろう…と。

若い無期懲役囚は仮釈放に望みを託し、行動や態度に現れるんだそうで…みな運動の時間に身体を鍛えたり上半身裸で懸垂やら筋トレしてる映像がありましたが、執念を感じる凄まじさがあります。

仮釈放は年々厳しくなっているようで、年齢が高ければ塀の中で生を終えることがほとんどであるという現実。


『罪名は訊かないでください』と(訊いた後で)取材スタッフに職員さんが言っていたことと、受刑者インタビューの声の編集はせずそのままで、ボカシもゆるく顔の一部が写っていたのが印象的でした。